INTERVIEW

松原 陸

制作本部
CGディレクター

松原 陸Liku Matsubara

  • 新卒入社
  • 2024年入社
  • 制作本部

-- まずは現在のお仕事について教えてください。

アニメCGのディレクションを担当しています。
作品全体を俯瞰しながら、スタッフそれぞれの力を最大限に引き出し、映像として成立させるための交通整理役のような仕事です。

-- CGディレクターとしてのお仕事のやりがいはどんなところにありますか?

CGディレクターは、クリエイティブの方向性を考えることもあれば、スケジュールと格闘したり、クオリティを見極めたりと、日によって頭の使いどころはさまざまです。その中で、「監督の考え」と「現場で実現できること」の間を行ったり来たりしながら、作品が少しずつ形になっていく過程を見るのが一番のやりがいです。
完成した映像を見て「ちゃんと面白くなったな」と思えた瞬間は、毎回ちょっとしたご褒美だと感じています。

松原 陸 インタビュー

-- 就職するまでの流れと、CafeGroupを選んだ決め手について教えてください。

たまたま参加していたイベントで代表の岸本から声をかけていただきました。
そのときに聞いたのが、「新規事業としてセルルック部門を立ち上げる」という話です。当時はまだ何も形になっていない段階でしたが、「ゼロから作る」という言葉には不思議な魅力がありました。完成された環境に飛び込むよりも、自分たちで試行錯誤しながら形を作っていくほうが面白そうだと思ったのを覚えています。

-- 入社前のイメージと、実際に入ってからのギャップはありましたか?

ありました。
初めてオフィスを訪問した際に目に飛び込んできたのは、広い部屋いっぱいに積まれた段ボールとひっそりと置かれた6席ほどのデスクでした。「ここから始まるのか」というのが率直な感想です。今思えば、新しい部門(セルルックチーム)を立ち上げる真っ最中だったので当然なのですが、当時は「会社」というより「秘密基地」のような印象でした。

何もないところから環境も仕組みも少しずつ作っていく空気があり、その雰囲気は今でも印象に残っています。完成された職場ではなく、みんなで作っていく現場だったというのが、一番大きなギャップでした。

-- 初年度から「みんなで作っていく」環境をご経験されたんですね。 その後のお仕事の中で、印象に残っているプロジェクトを教えてください。

コンテ以降のディレクションをすべて担当させていただいた、特に思い入れのある作品が一つあります。
カッティングから音響までクリエイティブコントロールを任せてもらえ、「この枠の中なら、自分が面白いと思うものをどこまで形にできるか」を思い切り試すことができました。周囲からもとても楽しそうに仕事をしていると言われたこともあるので、自身でも気づかないうちに相当楽しんでいたのだと思います。クライアントにも満足していただけたようで、その映像は今でもどこかで使われており、制作自体も実際に決定していると風の噂で聞きました。作品づくりの面白さを改めて実感できた、大切な一本です。

松原 陸 インタビュー

-- これから挑戦したいことはありますか?

自分が面白いと思うことを、できるだけ心のままに形にしていきたいと思っています。
もちろん仕事なので制約や条件はありますし、チームでものづくりをする以上、自分のやりたいことだけを押し通すことはできません。それでも、その制約の中で「これ、面白い」と思えるものをどう実現するかを考えるのがクリエイティブの醍醐味だと思っています。

好きなものを好きと言い続け、それを映像として成立させるために試行錯誤する。その繰り返しを、これからも飽きるまで続けたいです。もっと言えば、飽きる前に次の「面白い」が現れるので、おそらく一生終わりません。

-- 入社を考えている方に向けてメッセージをお願いします。

「せっかく何十年も仕事をするなら、自分が好きだと思えることに人生を費やしたい。」

このページを読んでいる方は、就職や転職など、人生の岐路に立っている方だと思います。

そういう節目は、きっと誰にでも訪れます。その時、自分なりの考え方を一つ持っていると、意外と迷いにくいものです。

自分は「好きなこと」= ものづくりを選びました。

もちろん好きなことでも楽なことばかりではありません。仕事には締切もありますし、思い通りにいかず悩み苦しむ日もあります。
それでも、その苦しさは「もっと面白くしたい」「もっと良くしたい」という衝動から生まれるものです。

そしてその衝動から始まった日々が、いつの間にか面白さへ変わり、気付けば夢中になって、それを楽しいと思う。

憑かれていると思われるくらい夢中になっているのかもしれません。
でも、クリエイターはそれくらいでちょうどいいとも思います。

人から見れば少し偏愛気味なくらいの執着も、自分にとってはごく自然で、その積み重ねが作品のクオリティを高め、結果として誰かの心を動かす映像に繋がると信じています。

もし皆さんにも、人から「そこまでやるの?」と言われるくらい夢中になれるものがあるなら、その感覚を大事にしてください。それくらい何かに夢中になれる人は、この仕事をきっと楽しめると思います。

せっかく人生の多くの時間を仕事に使うなら、好きなことに人生を使いたい。

そのほうが、自分にも、作品にも誠実でいられます。

少なくとも、自分にとっては、それがいちばん自然な生き方でした。結果として、その生き方と当時一番相性が良かったのが、この会社だったのだと思います。

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