-- まずは現在のお仕事について教えてください。
コーポレート室の室長として、中長期の経営戦略策定、出資・アライアンスの推進、新規事業企画といったCorporate Development(事業開発・経営企画、以下BizDev/CorpDev)側の業務と、採用・広報・人事の管掌といったコーポレート側の業務を担当しています。
CafeGroupは、高クオリティな3DCG・アニメーション制作を軸に、システム開発やIP企画、投資まで領域を広げています。多領域への展開を強化する中、CafeGroupならではのアプローチから「クリエイティブ×ビジネス」の接点を設計して事業を拡張させていくことをミッションに、どんな企業と組み、どこに投資するか、そしてその挑戦を担う人をどう採るか——戦略から実行まで一気通貫で関わるポジションだと考えています。
-- アーティストとはまた違った業務ですが、前職ではどういうお仕事をしていましたか?
前職は、プライム市場に上場したスタートアップで、CEO直下での出資・アライアンスの推進を担当していました。
具体的には、出資・協業候補となる企業のソーシングから、事業シナジーの検証、投資判断に必要な分析、そして出資後のPMI(統合プロセス)まで、資本提携の一連の流れに携わりました。あわせて中期経営計画や予算計画の策定にも関わり、「会社が数年先にどこへ向かうか」を数字と戦略の両面から設計する経験を積みました。
経営の意思決定に最も近い場所で、投資・提携・計画策定を横断的に経験できたことは大きな財産であり、現在のCafeGroupでの仕事にも直結していると感じています。

-- どのような背景でCafeGroupへの入社を決断されたのですか?
CafeGroupでの挑戦に魅力を感じたことが決め手です。
この業界にはピュアなBizDev/CorpDevが非常に稀な中で、CafeGroupの持つビジョン、意思決定のスピード・アセット・業界内での立ち位置と、私自身の経験・スキルを掛け合わせることで、非常に魅力的な挑戦ができるのではと考えました。
また、日本のクリエイティブ産業にも課題意識があり、「世界水準の制作力がありながら、クリエイターなど適切な場所にお金が落ちていない」など、ビジネス面の仕組みには改善の余地があると感じてます。人生の大事な時間を賭けてでもトライしたい課題に対して、最適な環境を備えていると考え、入社を決めました。
-- CafeGroupで働くうえで大切にしていることはありますか?
「現場の一次情報から離れない」ことです。
経営戦略や出資、採用といった仕事は、放っておくと資料と数字だけで完結してしまいます。しかしCafeGroupの競争力は制作の現場にあり、戦略が現場の実態とずれた瞬間に、それはただの絵空事になると考えています。
だからこそ、デザイナーやエンジニアが今何に困り、何に手応えを感じているのかをできる限り直接聞くことが大切だと考えています。
-- CafeGroupのコーポレート室で働く「面白さ」はどんなところにあると思いますか?
「会社の設計図を描く段階に立ち会える」ことだと思います。
2025年の経営統合を機に、会社としては明確なビジョンを持つ中で、経営戦略・事業ポートフォリオ・組織文化のいずれも、まだ固まりきってはいません。つまり、完成した仕組みの上で働くのではなく、仕組みそのものを作るところから共に進めていきます。
採用の打ち出し方も、新規事業の種も、出資先の選定も、「まずは考え、検証する」から始まる。この不確実性をストレスと感じるか、面白さと感じるかで向き不向きは分かれますが、後者の人にとっては、自分の意思決定が数年後の会社の形に直結する実感を、これほど濃く持てる環境は稀だと思います。しかもその挑戦の土台に世界水準の制作力があるので、絵空事ではない挑戦ができます。

-- 1日/1週間の働き方の流れを教えてください。
10:00 始業、連絡/タスク整理
10:15 作業
11:00 社内定例
11:30 採用面談①
12:00 昼休憩(ランチタイム)
13:00 社外MTG①(出資先)
14:00 社外MTG②(アライアンス検討先)
15:00 チーム定例
15:30 作業(事業計画書作成、投資契約書の作成/レビューなど)
16:30 社内1on1①(チームメンバー)
17:00 社内1on1②(チームメンバー)
17:30 採用面談②
18:00 作業/タスク整理
19:00 終業
個人としては、「高強度に短時間で」の働き方を意識しています。大きなビジョンを追いかけているからこそ、意思決定が必要なことは非常に多く存在します。その質を落とさないように、またプライベートが充実した方が仕事のクオリティも上がると考えているので、チーム全体としても無理ない働き方を続けられたらと考えています。
-- どんな人がCafeGroupのBizDevに向いていると思いますか?
コーポレート側(採用/広報/人事)とビジネス(BizDev/CorpDev)側に共通して言えるのは、「クリエイティブへのリスペクトと、ビジネスの冷静さを両立できる人」です。CafeGroupの価値の源泉は制作現場のクオリティであり、私たちの仕事はそれを事業や組織の形で最大化することだからです。
その上で、採用/人事/広報は、「ただ言われたことをやる仕事」ではなく「会社をつくる仕事」だと捉えられる人が向いています。
BizDev/CorpDevは、曖昧な状況を自分で構造化できる人が向いています。正直、業界内に似たような動きをしている会社はありません。そのため「自分で考える」ことを厭わない胆力が必要です。
CafeGroupとは何者なのかを言語化し定義していくこと自体がミッションです。決められたオペレーションを回したい人には向かない環境かもしれませんが、自分の言葉で会社を形づくりたい人には最高に面白い環境だと思います。
